2021.08.23
奈良の郷土料理と言えば
柿の葉寿司・飛鳥鍋・葛餅など色々ありますが、その1つに『茶粥』があります。
※写真は 町家カフェ『環奈』
その歴史は古く、『故事類苑』には
「大和の国は農家にても一日に四、五度の茶粥を食する。聖武天皇の御代、南都大仏御建立の時、
民家各かゆを食して米を食い延ばし御造営のお手伝いをした。以降奈良では茶粥を常食するようになった」
と書かれており、大仏さまの開眼が752年頃ですから約1200年の歴史がある事になります。
今でも二月堂で行われる修二会の時にだされる献立には『あげ茶(茶飯)』『ごぼ(茶粥)』が含まれており、
歴史の名残が感じられます。
江戸時代には関東の浅草寺付近で『奈良茶』と言う名でブームとなり『東海道中膝栗毛』にも登場した『大和茶粥』
特徴としてはサラサラとした粥になっており、シンプルな味わいがあります。
その為、漬物やおかき・惣菜と一緒に出てくる事が多く、店によって焙じ茶、緑茶、小豆茶など茶の種類も様々で、
色々な味わい方ができる1品となっております。
もちろん当館の朝食でも出しております。
シンプルでローコスト、更にサラサラと食べやすい…
昔は塩分も高かった為、1954年には『禁止令』が出たほど
歴史も味も最強だが嗜好変化によりソウルフードにはなれなかった悲劇の郷土料理…
『大和茶粥』
ぜひ御賞味下さい。
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